小田急箱根(神奈川県小田原市)は9月8、9日、箱根強羅公園(神奈川県箱根町)の登録有形文化財「白雲洞茶苑」で、茶室のガイドと抹茶を自分で点てる無料体験イベントを試験的に実施する。参加者へのアンケートなどを通じ、今後の商品化を目指す。
強羅公園のスタッフが白雲洞茶苑の歴史や建物について約25分間解説した後、茶室「白雲洞」で約15分間、参加者が自ら抹茶を点てる。流儀や作法にとらわれない体験とし、菓子と土産も付く。
白雲洞茶苑は、強羅の開発に携わった実業家の益田孝(鈍翁)が1910年代に「田舎家の席」として建設。その後、原富太郎(三渓)、松永安左ヱ門(耳庵)に引き継がれた。2001年に登録有形文化財となり、現在も4棟の茶席と、かつて岩風呂として使われた白鹿湯が残る。
体験は両日とも午前11時、午後1時30分、同2時45分からの3回で、各回最大6人。事前予約制で、空きがあれば当日も受け付ける。
体験料は無料だが、別途箱根強羅公園の入園料が必要。予約は9月7日まで、箱根強羅公園(0460-82-2825)で受け付ける。