日本旅行、JR西日本などで構成する「イノベーションハブ共創プロジェクトin能登実行委員会」は11月28、29日、「能登“いやさか”フェスティバル」を開催する。能登と関西の高校生をはじめとする学生が交流し、若者を起点とした創造的復興や、関係人口・交流人口の拡大につなげる。初日の28日は石川県七尾市の七尾市総合市民体育館で一般公開し、高校生が日頃の活動の成果や思いを発表する。
実行委員会は、日本旅行、JR西日本、ななお文化スポーツコミッション、能登半島広域観光協会の4者で構成。日本財団の「HEROsプロジェクト」が企画・協力する。
アスリートと被災地の「今」を考える
28日の開催時間は午前11時30分から午後5時45分まで。日本財団HEROsのアスリートも参加し、能登と関西の学生とともに、被災地の「今」をテーマに交流型のワークショップを行う。
翌29日は、関西の学生を対象に、能登地域を巡るエクスカーションを午前9時から午後3時まで実施する。一般公開は28日のみとなる。
「能登笑顔プロジェクト」を発展、探究学習にも活用へ
日本旅行関西教育営業部は、2024年の能登半島地震を受け、教育分野に携わる旅行会社として学生を支援しようと「能登笑顔プロジェクト」を発足。被災地の学校へのクラウドファンディングや、関西と能登の学生によるスポーツ交流、ボランティア活動、産学連携の商品開発などに取り組んできた。
今回のフェスティバルは、こうした活動を発展させるもの。実行委員長を務める日本旅行の関昌博常務執行役員西日本エリア代表は、若者の新たな発想やスポーツの活力によって支援の多様化・活性化を図り、「能登の創造的復興に向けた支援の輪がさらに強く大きく拡がることを願っております」とコメントした。
日本旅行は今後、能登と関西の学生交流をさらに進めるとともに、HEROsのアスリートとの共創を通じ、スポーツの発想力や発信力を生かした探究学習プログラムの構築・確立を目指す。取り組みの成果を、官民・教育・公益団体が連携して社会課題の解決に取り組むモデルとして体系化する方針だ。