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杉乃井ホテル、APU学生考案の4企画を展開 料理や館内巡りで食事体験を充実

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オリックス・ホテルマネジメントと立命館アジア太平洋大学(APU)、別府温泉 杉乃井ホテルは11月4日、学生が考案した4つの企画の提供を、同ホテルのビュッフェレストラン「ワールドダイニング シーダパレス」で開始した。親子で作る料理や、世界旅行に見立てた体験冊子などを11月30日まで展開する。

観光産業を担う人材の育成と地域活性化を目的とする産学連携の一環。2026年度はレストランの顧客満足度向上をテーマに、問題解決型学習(PBL)プログラムを実施し、学生の提案を実際のサービスに取り入れた。

学生21人が現地調査、コストや運営方法も検討

プログラムは4月に始まり、APUサステイナビリティ観光学部のヨン・スン・ホ准教授のゼミに所属する学生21人が、4チームに分かれて参加した。

学生はホテル社員へのヒアリングやレストランの現地調査を通じて、顧客体験を調査・分析。「また来たい」と思える体験や、印象に残るメニュー、子ども向けコンテンツ、国際色豊かな料理を検討した。企画の実現に必要なコスト調整やオペレーションについても、社員とともに取り組んだ。

親子で作るパニーニや「世界旅行パスポート」

案内マップ「シーダパレス GUIDE」は、おすすめ料理やエリアの魅力をイラストで紹介し、レストランのこだわりに関するクイズも掲載。入口に大型パネルを設置するほか、各テーブルにも用意し、待ち時間や食事中に家族で楽しめるようにした。

朝食限定の参加型メニュー「パニーニ」は、ビュッフェに並ぶ料理から好きな具材を選び、パンに挟んで作る。ホイップクリームやミックスベリーなどを使った「デザートパニーニ」も提案する。子ども向けの冊子「世界旅行パスポート」は、レストラン全体を世界旅行に見立てた内容。「ピッツァのヒミツを見つけよう」など5つのミッションに挑戦しながら店内を巡り、退店時に記念スタンプを押して持ち帰れる。「タコスコーナー」では、メキシコの伝統文化「死者の日」をテーマに、マリーゴールドやガイコツをモチーフにした装飾を展開。トルティーヤに好みの具材をのせて仕上げるタコスを提供する。

2021年から産学連携、観光人材育成につなげる

オリックスグループとAPUは2021年から産学連携を進め、講義や現地調査、学生主体のイベントなどを実施してきた。2024~2025年には、大分市のホーバークラフトを題材に、船内やターミナルで放映する観光動画を制作した。

今後も学生の発想を生かした観光資源の創出と、地域や社会に貢献する人材の育成を通じ、地域活性化を目指す。

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