観光庁が6月15日に発表した2025年度(2025年4月~2026年3月)の主要旅行業者44社・グループの旅行取扱状況によると、総取扱額は3兆9750億4955万円となり、前年度比5.3%増加した。
国内旅行、海外旅行、外国人旅行(訪日)の全分野で前年を上回り、訪日旅行は12.9%増と最も高い伸びを示した。
国内旅行の取扱額は2兆2939億5070万円で前年度比3.5%増となった。募集型企画旅行は取扱人数が2194万3773人で8.8%減となった一方、取扱額は8915億8852万円で1.5%減にとどまり、旅行単価の上昇傾向がうかがえる。
海外旅行の取扱額は1兆4309億1159万円で7.1%増だった。募集型企画旅行は取扱人数が89万7224人で11.4%増、取扱額は3431億5530万円で15.8%増となり、人数の伸びを上回る取扱額の増加が続いた。
外国人旅行(訪日)の取扱額は2501億8725万円で12.9%増となった。募集型企画旅行は取扱人数が11万1284人で2.7%減となった一方、取扱額は26億5606万円で10.5%増となり、取扱単価の上昇がみられた。
総取扱額を会社・グループ別にみると、JTBグループが1兆3784億円(前年比5.1%増)で最多で、HISグループが3819億円(6.2%増)、阪急交通社グループが3709億円(11.1%増)、日本旅行グループが3632億円(0.7%増)、KNT-CTホールディングスグループが3515億円(5.3%増)で続いた。阪急交通社の伸びが目立った。
四半期別の総取扱額は、第1四半期(4~6月)が前年同期比4.8%増、第2四半期(7~9月)が4.7%増、第3四半期(10~12月)が5.3%増、第4四半期(1~3月)が6.4%増となり、年度後半にかけて伸び率が拡大した。