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Booking.com、夏旅の「隠れた名所」を提案 自然と静寂を求める旅行者が増加

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ブッキング・ドットコムは8月6日、2026年の夏旅のトレンドとして、混雑を避けて自然の中で静かに過ごせる「隠れた名所」を発表した。同社の旅行トレンド調査では、日本の旅行者の47%が自然をより身近に感じる休暇を希望し、40%が旅先で静かな趣味に没頭したいと回答。湯河原・奥湯河原や伊勢志摩・鳥羽など、自然や地域文化に触れながら心身を整えられるエリアと宿泊施設を紹介している。

約半数が「自然を身近に感じる休暇」を希望

ブッキング・ドットコムが実施した2026年の「旅行トレンド予測」によると、日本の旅行者の47%が「自然をより身近に感じることに集中する休暇を取りたい」と回答した。また、40%が「休暇中は静かな趣味に没頭することを希望する」と答えた。

日常生活で多くの情報や刺激にさらされる中、旅先では人混みや喧噪から距離を置き、自然の音や景観に触れながら、穏やかな時間を過ごしたいという意識が高まっていることがうかがえる。

同社は、こうした旅行者のニーズを踏まえ、定番観光地の周辺にありながら比較的静かに滞在できる地域を「隠れた名所」として提案。夏におすすめのエリアとして、神奈川県の湯河原・奥湯河原と、三重県の伊勢志摩・鳥羽を挙げた。

文人に愛された湯河原と、海辺の自然が広がる伊勢志摩

湯河原・奥湯河原は、箱根や熱海などの温泉地に囲まれながら、喧噪から離れて静かに過ごせる地域。湯河原温泉は、現存する日本最古の和歌集「万葉集」において、東日本の温泉地として唯一詠まれた古湯として知られる。夏目漱石や島崎藤村をはじめ、多くの文人に親しまれてきた歴史を持ち、温泉に入りながら山や渓流などの自然を感じられることも魅力となっている。

伊勢志摩・鳥羽は、伊勢志摩国立公園の豊かな自然に包まれた海辺のリゾート。リアス海岸と真珠養殖で知られる英虞湾の景観をはじめ、伊勢神宮、海女文化、海沿いのドライブなど、多様な観光資源を持つ。伊勢海老をはじめとした海の幸や、海を望む温泉も楽しめるため、自然、食、文化を組み合わせた滞在が可能となっている。

湯河原、山中湖、伊勢志摩・鳥羽の6施設を紹介

湯河原町の「懐石旅庵 阿しか里」は、箱根連山を望む自然借景の風呂を備え、全17室の客室に源泉かけ流しの露天風呂を設ける。木々を揺らす風や野鳥の声を感じながら、静かな時間を過ごせる宿泊施設として紹介している。

同じく湯河原町の「万葉の里 白雲荘」は、千歳川沿いの自然に囲まれた温泉宿。渓流のせせらぎを聞きながら利用できる、ジャグジー付きの半露天貸切風呂を特徴としている。

山梨県山中湖村からは、全客室に個室サウナを備える「Mt Fuji View and Private Sauna Ryokan Shizuku しずく」と、大出山の標高約1100メートル地点に建つ「ホテルマウント富士」を選出した。

「しずく」では、富士山や山中湖の景観に加え、ボート、サイクリング、釣りなどを楽しめる。「ホテルマウント富士」は、客室から富士山と山中湖を望むことができ、山梨県産の食材を使った料理や、周辺でのゴルフも提供している。

三重県志摩市の「NEMU RESORT HOTEL NEMU」は、伊勢志摩国立公園内の広大な敷地に位置するリゾート施設。英虞湾を望む環境で、クルージングなどのマリンアクティビティやゴルフ、夜の焚き火などを楽しめる。

鳥羽市の「鳥羽国際ホテル 潮路亭」は、鳥羽湾の風景を眺めながら温泉や食事を楽しめる宿泊施設。客室には伝統工芸品の「伊勢型紙」を配置し、滞在を通して地域文化に触れられる空間がある。

旅行需要の分散と地域の魅力再発見にも期待

ブッキング・ドットコム日本代表のルイス・ロドリゲス氏は、旅先で喧噪から離れ、自然の中で心穏やかに過ごしたいと考える旅行者が増えていると説明した。

湯河原・奥湯河原や伊勢志摩・鳥羽について、その土地ならではの自然や文化に触れながら、自分のペースで心身を整えられる点に魅力があると指摘。定番観光地だけでなく、比較的静かに過ごせる地域へ旅行先の選択肢を広げることは、旅行者の新たな発見に加え、旅行需要の分散や地域の魅力の再発見にもつながると話す。

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