Japan Innovation Network(JIN)は10月8日、東京科学大学、IM Labとの共催で「IM Lab Open Day」を渋谷のSHIBUYA QWSで開催する。「地方創生から地域イノベーションへ」をテーマに、地域イノベーション・エコシステムの形成に向けて、イノベーション・マネジメントシステム(IMS)を地域へ展開する可能性を議論する。参加費は無料で定員100人。
「地方創生2.0」でエコシステムの方法論を問う
2014年に始まった地方創生は10年の区切りを迎えたが、政府自身の総括も、地域ごとの成果を認めつつ、人口減少と東京圏への一極集中という大きな流れを変えるには至らなかったとしている。2025年6月の「地方創生2.0基本構想」は、稼ぐ力と地方イノベーション創生を柱に据えた。
同イベントでは、「エコシステム」が政策の言葉となるなか、それを誰がどう形成し、何をもって測るのかという方法論に焦点を当てる。ISO 56000シリーズの普及によって経営システムへと近づいたIMSを、組織の内側にとどめず地域という単位へどう展開できるかも論点となる。
TCI Network会長が基調講演
当日は、クラスターと地域イノベーションの国際ネットワークであるTCI Network会長のMirjana Prica氏を基調講演に迎える。続く2つのパネルディスカッションでは、「世界の地域はどう成長しているか」「地域のエコシステムをどうデザインするか」をテーマに、自治体や大学、企業、地域金融機関などの登壇者が議論する。あわせて、JINとTCI Networkの連携についても報告する。
IM Labは、2025年8月にJINと東京科学大学が設立した実践コミュニティで、企業・大学・研究機関・自治体・スタートアップが集い、イノベーション能力の向上とエコシステム形成を目指している。今回のOpen Dayは、そのプログラムの一環として開かれる。
開催概要
開催日時は10月8日午後2時から午後6時15分まで(午後5時15分からネットワーキング交流会)。会場はSHIBUYA QWS「スクランブルホール」(東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア東棟15階)で、日本語・英語(AI同時通訳付き)で行う。
対象は、地域でイノベーションの現場をつくる人や支援する人、自治体・地域金融機関で地域経済の次の一手を考える人、大学・研究機関で地域との接点を持つ人などだ。申し込みは、所属や氏名などを記載のうえ、件名を「IM Lab Open Day #4 申込」としてIM Lab事務局(ims5@ji-network.org)へメールで送る。締め切りは10月2日。