ALL IS NEWは9月24日から26日まで、大学生を対象とした2泊3日の実践型フィールドキャンプ「Rethink Local Camp Sapporo」を北海道札幌市で開催する。東京から訪れた大学生が札幌のまちを歩き、最終日は3チームによる「擬似札幌市長選」でマニフェストを発表する。Rethink PROJECT(JT)の協賛のもと、NoMapsと連携して実施する。
「地域を知る」から「自分の意見を持つ」へ
同キャンプが大切にしているのは、地域の魅力を一方的に伝えることではない。地域には魅力もあれば課題もあるとして、実際にその土地に入り、自分の目でまちを見て、人と出会い、話を聞くことを重視する。そこで生まれた気づきや疑問、違和感も含めて、自分自身で地域について考えることを狙いとする。
参加する大学生は、現地を訪れる前から札幌についてのリサーチを開始し、一定の前提知識や仮説を持ったうえで札幌に入る。2泊3日のフィールドワークを通じて、それまで持っていた札幌のイメージを更新していく。現地では決められた場所を巡るだけでなく、学生自身がチームごとにテーマや問いを設定し、それぞれの方法で札幌をリサーチする。
3チームが「札幌市長候補」としてマニフェストを作成
参加学生は3チームに分かれ、それぞれが一つの「札幌市長候補チーム」となる。「札幌のどこに可能性を感じたのか」「自分たちが札幌の未来をつくる立場だったら何を提案するか」といった問いを議論し、事前リサーチやフィールドワーク、人々との対話で得た情報をもとに、独自のマニフェストや提案をまとめる。
専門家として札幌の政策を評価することが目的ではない。外から訪れた若者が、わずか2泊3日で何を感じ、どんな未来を描くのか。その視点を社会にひらき、札幌の未来を考える新たなきっかけをつくる試みだ。
最終発表はNoMaps2026で
学生の最終発表は、札幌を中心に開催される都市型複合フェスティバル「NoMaps2026」の「STUDENTS Project Pitch〜北海道に関わる学生の挑戦〜」内で行う。企画段階からNoMaps総合プロデューサーの五十嵐慎一郎氏が参画し、プログラムを設計してきた。最終発表では3チームがマニフェストを発表し、会場からもリアクションを募って来場者とともに札幌の未来を考える時間をつくる。
札幌開催の背景には、ALL IS NEWの吉田直哉代表と五十嵐氏が、約10年前に東京・銀座の居抜きスナックを舞台にしたイベントをともに企画した縁がある。それぞれ異なる場所で活動を続けたのち、約10年の時を経て札幌で再びタッグを組むことになった。
最終発表は9月26日午前11時10分から午後0時30分ごろの予定で、会場はアーバンネット札幌リンクタワー アトリウム(北海道札幌市中央区北1条西5丁目1-4)。問い合わせはRethink Local Camp事務局(メールinfo@allisnew.co.jp)へ。