学び・つながる観光産業メディア

身近な10人くらいに聞きました③ ANAそれともJAL

コメント

お盆を迎え、多くの人が旅行や里帰りに。東京は空いていていい。帰ってこなければいいのに。

夏休みを前に、毎年大手航空会社のANAとJALはお盆期間の予約状況や混雑のピークを発表する。両社の発表をまとめた記事は8月3日に掲載した。多くの人がANAやJALに乗って移動するこの時期、「ANAそれともJAL」を身近な10人くらいに聞いた。

物理的条件が付き合いのきっかけに

路線に1社しか飛んでいなかったり、都合のいい時間帯のフライトだったりと、物理的な条件は大きいようだ。

「あまりこだわりはないですが、JALを使うことが多いです。多分、佐世保(長崎)-東京間のフライトが、JALの方が都合がよかったからだと思います」(50代女性)

「私はJAL派です。昔、帯広に赴任していた時に、東京と帯広間の飛行機をよく利用しました。その区間はANAが運航していませんでした」(70代男性)

なんと機内誌も大事な要素だった。

「私は機内誌が置いてあるJAL派です。浅田次郎さんとヤマザキマリさんの連載を楽しみにしています。あとなかなか見つけられない間違い探しも。ANAはペーパーレス化とのことですが、デジタル閲覧はあまり好きでないし、声をかければ用意してもらえるみたいですけど、そこまでするのもって感じです」(50代女性)

「ANAの『翼の王国』の『おべんとうの時間』が好きです。仕事で飛行機を利用するときは会社が手配するので、どちらにも乗りますが、ANAは機内の選曲も良いですよね」(40代女性)

帯広に赴任していたJAL派の男性からも、「JALの機内誌が好きです。特に機長が書く航空機関係のコラムを愛読しています」とコメントがあった。

ANA、JALよりLCC

特にどちらかに思い入れがあるわけではない人の方が多いのかもしれない。

「ANAもJALもあまり乗る機会はないですが、ホテルはANAの方が好きです」(40代女性)

「JALですが、特に思い入れはありません。家族クレジットカードでせっせとマイルを貯めて、私が下見旅行に行く時などのフライトに使っています。でも最近、ANA便しかない空港でANAマイレージカードを申し込みました」(50代女性)

「『沈まぬ太陽』を読む以前からANA派。でも自らANAに乗るのは貯まったマイレージを利用するときぐらいで、基本はLCC。だから国内旅行でも成田空港が多い。今はなきバニラ・エアにはとてもお世話になったと今でも感謝している。沖縄往復のチケット代が8000円くらいだったかな。安いチケット代のお返しに、機内では毎回有料のビールを飲んだり、ボールペンを買って知り合いに配ったりしていた。LCCといっても今のジェットスターやピーチにそれほど割安感も愛着も感じない」(60代男性)

そもそも、ANAかJALかを選べと言われても困る若者もいた。

「いつもLCCで、ANAにもJALにも乗せてもらったことがないので、どちら派と聞かれても。一人で八丈島に行ったときに初めてANAに乗ったんですが、ジュースのサービスは有料だと思って断りました。でも、みんなお金を払っていない。それで帰りは『今度こそ飲むぞ』とはりきっていたら、気流が悪くて飲み物が配られなかったのが残念でした」(10代女性)

「札幌に行った時、行きはLCCで、帰りに初めてANAに乗りました。飲み物が無料だったのが印象に残っています。これから行く修学旅行は新幹線だから、当分ANAにもJALにも乗る機会はないと思います」(10代女性)

うまくやってほしい

利用してきた航空会社の現状を心配する声もあった。

「スターアライアンスのネットワークに惹かれて修行までしたANAユーザーですが、昨今のシステム変更による混乱が心配です。私の世代だと『GOOD LUCK!!』でANAファンになった人もいそう」(40代男性)

「会社のお付き合いの関係で周りを含めほとんどANA派ですが、最近予約システムが使いにくくなってJALに乗り換えている人も出てきています。予約とか領収書発行がかなり面倒になってしまって」(20代男性)

ANAは今年5月19日搭乗分から国内線の旅客サービスシステムを刷新し、国内線と国際線のシステムを統合した。予約や搭乗手続きなどの仕組みが変わり、利用者からは戸惑いの声も聞かれるようだ。

「僕は両方乗ります。よく海外出張していた頃は、JAL(ワンワールド)は実際に乗ってマイルを稼ぎ、ANA(スターアライアンス)はクレジットカードで貯めようと計画していました。昔は国際線はJAL、国内線はANAが強いイメージでしたが、ANAの伸長というか、JALの衰退感は否めないですね」(60代男性)

もう一人、国際線利用の思い出話を。

「質問を受けて、40年前に銀行の香港支店勤務時代に航空3社を担当していたことを思い出しました。財務の人は皆さま紳士で、どちらの会社も好印象でしたが、JASの人と一番仲良くて、香港支店勤務が終わり日本へ帰任する時、銀行が用意してくれたのはビジネスクラスだったけど、JASの人がファーストクラスに変えてくれたのは役得でした。香港便にファーストクラスがあったとか、銀行は短い路線でもビジネスクラスを用意してくれたなとか、今は昔ですね」(50代女性)

ファンレター書きました

ピュアな思い出を持っている人も。

「私はANA派です。CAの方々が皆とても感じ良く、機内に搭乗した瞬間から旅に出るワクワク感が湧き起こる雰囲気を感じたからです。ANAのテーマ曲もしばしば思い出します。そういえば、子供の頃、とっても素敵なANAのCAの方にファンレターを書いたことがありました」(50代女性)

ところで、「ANAそれともJAL」をチャッピーにも聞いてみた。どちらにもそれぞれ良さがあります、なんて無難な答えが返ってくるかと思ったら、意外にもはっきりしていた。

「どちらかを選ぶならANAです。ANAには、搭乗した時から旅に出る気分を感じさせる雰囲気があるからです。『翼の王国』なども含めて、移動そのものを旅の一部として感じさせてくれるところに惹かれます」

ということで、チャッピーはANAに1票。でも搭乗したことあるのかね。

/
/

会員登録をして記事にコメントをしてみましょう

おすすめ記事

/
/
/
/
/