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国交省、「道の駅」3駅(神奈川・兵庫・熊本)を新規登録 全国1234駅に

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国土交通省は9月4日、「道の駅」の第65回登録として、神奈川県松田町、兵庫県丹波篠山市、熊本県天草市の3駅を新たに登録した。これにより全国の道の駅は1234駅となる。制度創設から30年以上が経過する中、国交省は道の駅を休憩施設にとどまらず、地方創生や観光を加速する拠点へ進化させる「第3ステージ」の取り組みを進めている。

今回登録されたのは、神奈川県松田町の「やどりきテラス 清流の里」、兵庫県丹波篠山市の「こんだ温泉ぬくもりの郷」、熊本県天草市の「くらたけ天草戦国ミュージアム」の3カ所。前回までの1231駅に3駅が加わった。

松田町「やどりきテラス 清流の里」、丹沢観光の玄関口に

神奈川県松田町の「やどりきテラス 清流の里」は、2026年度のオープンを予定する。

丹沢大山エリアへの玄関口となる立地を生かし、着地型観光やスポーツツーリズムの拠点として交流を促進する。物販・飲食施設のほか、観光案内所、入浴・サウナ、宿泊、研修、バーベキュー施設などを整備する計画で、単なる道路利用者の休憩場所ではなく、地域滞在につながる複合的な観光拠点を目指す。

地域ブランド認定制度を活用した6次産業化や、神奈川県の地域活性化プロジェクトと連携した特産品・メニュー開発にも取り組む。災害時には支援車両の停泊地や道路利用者の避難場所としての機能も持たせる。

丹波篠山「こんだ温泉ぬくもりの郷」、温泉を核に交流促進

兵庫県丹波篠山市では、既存の温泉施設を生かした「こんだ温泉ぬくもりの郷」が道の駅に登録された。2026年度のオープンを予定する。

阪神方面から市全域へ向かうゲートウェイとして位置付け、丹波篠山黒大豆や丹波栗などの農産物、地域の特産品を販売し、地域資源を広く発信する。

施設には物販・飲食機能に加え、温泉や露天風呂を備えた大浴場、加工施設、交流広場などを設ける。道路利用者の立ち寄りだけでなく、温泉や食を目的とした来訪を呼び込み、地域内外の交流拡大につなげる。

天草市「くらたけ天草戦国ミュージアム」、11月22日開業へ

熊本県天草市の「くらたけ天草戦国ミュージアム」は11月22日のオープンを予定する。天草上島を通る国道266号沿いに位置し、休憩・情報発信の拠点として整備する。

特徴となるのが、国指定史跡の棚底城跡をはじめ、天草の戦国時代を紹介する「天草戦国ミュージアム」。地域の歴史を観光資源として発信し、道路利用者を周辺観光へ誘導する役割を担う。

市役所機能も併設し、住民サービスの向上を図るほか、広場でイベントを開催することで、地域住民と観光客の交流を促す。非常用電源や備蓄倉庫、貯水槽なども備え、防災拠点としての機能も持たせる。

「休憩施設」から観光・地方創生の拠点へ

道の駅は1993年に制度が創設された。登録には24時間無料で利用できる駐車場やトイレ、道路・地域情報を提供する施設などに加え、文化・観光施設やレクリエーション施設などの地域振興機能、主要経路のバリアフリー化などが求められる。

今回の3駅も、温泉、アウトドア、歴史文化、地域産品といったそれぞれの地域資源を生かした施設構成が特徴となる。国交省は、道の駅を地域の観光や地方創生を加速する拠点へと進化させ、道路利用者の立ち寄りから地域への滞在・周遊につなげていく。

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