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山梨県富士河口湖町、ジュニア防災士講座 小学生37人が実践学習

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山梨県富士河口湖町は7月30日、町内の小学4〜6年生37人を対象に「ジュニア防災士講座」を開催した。起震車による揺れ体験や消火訓練、避難所運営を想定したシミュレーション、防災工作などを通じ、災害時に自ら考えて行動する力を養った。

同講座のテーマは「いざという時あわてない!命を守る3つのステップ」。防災に関する知識を学ぶだけでなく、実際に体を動かす体験を組み合わせ、子どもたちが自分の命を守る方法や地域防災の役割について考える機会とした。

起震車や消火訓練で災害時の行動を体験

講座の冒頭では、防災に関する基礎知識を学んだ。山梨県富士山科学研究所の協力を得て地震に関する科学的な実験も行い、地震が起こる仕組みや自然災害について理解を深めた。

児童は3グループに分かれ、起震車体験や水消火器を使った消火訓練、防災実験に取り組んだ。起震車では激しい揺れの中で身を守る初期行動を確認し、消火訓練では水消火器の操作方法や火災発生時の対応手順を体験した。

実験と実践を組み合わせることで、知識として防災を学ぶだけでなく、いざという時に必要となる動作を体で確かめる内容とした。

テントや段ボールベッドで避難所を再現

災害発生時を想定した避難所運営のシミュレーションでは、班ごとに災害用テントの設営に挑戦した。段ボールベッドの組み立てや救護訓練にも取り組み、参加者同士で協力しながら避難生活の環境を整える過程を学んだ。

昼食にはアルファ米とカレーを使った「防災ランチ」を提供した。非常食を実際に食べることで、災害時の食事や日頃から備えておくことの大切さについて考える機会とした。

身近な材料でペットボトルランタンづくり

防災工作では、色を塗ったペットボトルにライトを取り付ける「ペットボトルランタン」を制作した。完成後に明かりをともすことで、身近な材料を活用した防災グッズづくりを体験した。

講座の最後には全6班に分かれ、1日を通じて気付いたことや学んだことを模造紙にまとめた。「命を守るために自分ができること」をそれぞれの言葉で整理し、班ごとに成果を発表した。

年2回開催し地域全体の防災力向上へ

富士河口湖町は、子どもたちが災害から自分の命を守る方法や地域での防災の役割を学ぶ教育プログラムとして、ジュニア防災士講座を年2回開催している。

今後も次世代を担う子どもたちの防災意識を高め、地域全体の防災力向上につながる取り組みを継続する。

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