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彦根城、世界遺産推薦候補に、2028年登録目指す

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滋賀県彦根市の彦根城が、ユネスコ世界文化遺産への国内推薦候補に選ばれた。今後、政府がユネスコに推薦書を提出し、国際記念物遺跡会議(イコモス)の現地調査などを経て、2028年の世界遺産委員会で登録の可否が審議される予定。

彦根城は徳川家康の命により1604年に築城が始まり、井伊直継、直孝の時代に約20年をかけて整備され、1622年に城郭が完成した。彦根山を利用した平山城で、井伊家の居城として江戸時代を通じて彦根藩の中心となった。

3階3重の天守は国宝に指定され、切妻破風、入母屋破風、唐破風や花頭窓などを組み合わせた外観が特徴。天守のほか、重要文化財の櫓、石垣、内堀、中堀などが残り、全国でも保存状態の良い城跡として知られる。城跡は国の特別史跡に指定されている。

彦根城は1992年に世界遺産暫定一覧表に記載され、30年以上にわたり登録を目指してきた。文化審議会は、諸外国に類をみない江戸時代の大名による統治システムを物証するものとして、顕著な普遍的価値が認められ得ると評価。構成資産が十分な保護措置を受けていることなどから、今年度推薦する候補物件に選定した。

日本橋「ここ滋賀」に特設コーナー

国内推薦候補への選定を受け、滋賀県は東京・日本橋の情報発信拠点「ここ滋賀」で10月12日まで、彦根城の特設コーナーを設置する。彦根城の模型を展示するほか、彦根市のキャラクター「ひこにゃん」のグッズや彦根の特産品を販売する。

10月12日には「ひこにゃんと応援!国宝・彦根城を世界遺産に!」を開催。ひこにゃんのグリーティングや彦根城世界遺産登録応援ブース、観光PRブースなどを展開する。

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