ブッキング・ドットコム・ジャパンがアジア太平洋(APAC)10市場の旅行者を対象に実施した調査で、日本人が旅の満足度を高める要素として挙げたのは「自然の景色」が46%、「おいしい食事や飲み物」が41%だった。いずれもAPAC全体の35%、26%を上回った。
調査は「Travel Happiness Index(トラベル・ハピネス指数)」として、オーストラリア、中国、インド、日本、ニュージーランド、シンガポール、韓国、台湾、タイ、ベトナムの21歳以上1万136人を対象に、2026年5月にオンラインで実施した。日本からは1011人が回答した。
日本の旅行者の96%が旅行にポジティブな感情を持ち、79%は「楽しみにしている旅の予定があると気分が上がる」と回答した。旅行を計画すること自体を楽しいと感じる人も67%だった。一方、旅行で疲労を感じる人は40%、不安を感じる人は27%に上った。
旅で重視するものでは、日本の60%が地元の料理やその土地ならではの体験などを取り入れると回答。60%はお得な旅行プランをもとに日程や旅先を選ぶとした。家族旅行を「最も楽しい」とした人は52%だった。
異常気象や治安、物価上昇など旅行を取り巻く不確実性への対応では、APAC全体の90%が、予期せぬ事態が起きても旅行を中止せず、旅先や日程などを変更すると回答した。日本でも74%が旅行計画を調整するとしたが、26%は旅行を中止すると回答。この割合は調査した10市場で最も高かった。タイでは旅行を中止するとした人は3%だった。
旅行の計画や予約では、日本の74%がデジタルツールによって便利になったと回答した。検索エンジンや予約サイト、AIなどで旅行先や選択肢を探したり比較したりしやすくなったとした人は55%だった。