NEXER Groupは9月18日、「タクシーのつかまりにくさと人材不足」に関するアンケート調査の結果を公表した。約3人に1人がタクシーの「つかまりにくさ」を経験したことがあり、不足の原因として60.3%が「ドライバー不足」を挙げた。同調査は、NEXER Groupと世田谷タクシー求人おすすめナビ運営事務局(https://setagaya-taxidriver.com/)が共同で、全国の男女633人を対象に実施したものだ。
31.4%が「つかまりにくい」と感じた経験
タクシーが「つかまりにくい」と感じたことがあるかを聞いたところ、「よくある」が7.9%、「たまにある」が23.5%で、合計31.4%がつかまりにくさを経験していた。今回の調査では、普段のタクシー利用頻度について「ほとんど利用しない」「まったく利用しない」が合計78.2%を占めており、日常的に使う人が少ないなかでも約3人に1人がつかまりにくさを経験した結果となった。
つかまりにくさを経験した199人に時間帯を複数回答で聞くと、「深夜・早朝」が28.1%で最多だったが、「時間帯は特に関係ない」も27.1%とほぼ同水準だった。場所・エリアでは「繁華街」が33.7%で最も多く、「住宅街」が32.2%、「駅周辺」が27.1%と続いた。
原因は「ドライバー不足」、半数が今後の減少を予想
タクシーが不足している原因を複数回答で聞いたところ、「ドライバー不足(人手不足)」が60.3%で最多となった。次いで「特に不足しているとは思わない」が26.4%、「給与水準の問題」が18.6%、「労働環境の問題」が18.3%だった。
今後のドライバー数については、「大きく減少する」が16.4%、「やや減少する」が34.9%で、合計51.3%が減少すると予想した。また、タクシー業界の人材不足について「深刻な社会問題だと思う」「ある程度問題だと思う」が合計55.0%となり、半数を超える回答者が何らかの問題として捉えている。
対策は「給与引き上げ」「働き方改善」が上位
人材不足の解消に必要な対策を複数回答で聞くと、「給与の引き上げ」が60.0%で最多だった。次いで「労働時間・働き方の改善」が52.6%、「女性ドライバーの増加」が27.2%、「若年層の採用強化」が25.8%、「二種免許取得支援の充実」が21.2%と続いた。
NEXER Groupは、回答者の意識から、採用人数を増やすだけでなく、待遇や就業環境を整えて人材の定着を図ることも重視されていることがうかがえるとしている。なお、調査はインターネットで2026年7月13日に実施した。
(本記事は、株式会社NEXER Groupと世田谷タクシー求人おすすめナビ運営事務局(https://setagaya-taxidriver.com/)による調査をもとに作成しています)