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蕪村・呉春と逸翁の名品一堂に、サントリー美術館

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サントリー美術館(東京・六本木)は9月16日から11月8日まで、「逸翁美術館コレクション 蕪村・呉春と茶の湯の名品」を開催する。

阪急東宝グループ(現阪急阪神東宝グループ)創業者の小林一三(雅号・逸翁)が収集した約5500件のコレクションから、与謝蕪村や呉春の絵画、茶道具、古筆、経巻など選りすぐりの名品を紹介する。

逸翁美術館は1957年に大阪府池田市に設立された。今回の展覧会では、重要文化財「佐竹本三十六歌仙切 藤原高光」や「楞伽経」、豊臣秀吉画像、与謝蕪村の重要文化財「奥の細道画巻」、呉春の代表作である重要文化財「白梅図屛風」などを展示する。

会場は「古筆・経巻」「中世・近世の絵画と工芸」「蕪村と呉春」「逸翁の茶道具」「近代芸術家と逸翁」「逸翁の思い」の6章で構成。俳諧を愛した逸翁の審美眼と、日本美術への深い造詣を伝える。

茶道具の章では、樂長次郎作の黒樂筒茶碗「老松」や、逸翁が自ら銘を付けた「五彩蓮華文呼継茶碗『家光公』」などを展示。さらに北大路魯山人や河井寛次郎ら近代芸術家との交流を示す作品も並ぶ。

小林一三は実業家の一方で、茶人・美術収集家としても知られる。展覧会では「一都市一美術館」の構想を抱いた逸翁の生涯と文化的功績も紹介する。

入館料は一般1700円、大学生1200円、高校生1000円。中学生以下は無料。

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