中部地域の空の玄関口・中部国際空港(セントレア、愛知県常滑市)は9月10日、第1ターミナル2階国際線到着ロビーに、実物大の「金のしゃちほこ」とレゴブロック製「@NAGOYA」を組み合わせたフォトスポットを設置する。名古屋城とレゴランド・ジャパンの協力で実現し、到着客に中部地域の魅力を印象づける新たな空港のシンボルとして展開する。
名古屋の象徴を到着ロビーに
実物大の「金のしゃちほこ」は、名古屋城総合事務所が提供した金鯱の3Dデータを基に制作した。高さ約2,600ミリ、幅約2,060ミリ、奥行約1,320ミリで、本体重量は約100キロ。名古屋市の協力のもと、石膏による造形と仕上げ、黒色ウレタン塗装を経て、金箔を貼る工程へ進んだ。
金箔施工では、仏具などへの施工を手掛ける職人が約1,800枚の金箔を一枚ずつ手作業で貼り付けた。歯や目にはプラチナ箔を使用し、細かな凹凸や継ぎ目まで調整した。金箔を施す作業は約3日間で完了し、名古屋の象徴を実物大で再現した。
金のしゃちほことレゴが共演 中部の玄関口を演出
しゃちほこの前には、レゴランド・ジャパン・リゾートのモデルビルダーが制作した「@NAGOYA」モニュメントを設置する。約1,950個のレゴブロックを使い、白、赤、青、黄に加えて黄緑、ピンク、水色を組み合わせ、約2週間かけて完成させた。
中部国際空港は、フォトスポットを国内外の旅行者が中部地域に到着して最初に触れる地域発信の場として活用する。旅行者の記念撮影やSNSでの発信を通じ、名古屋城やレゴランド・ジャパンを含む中部地域への関心を広げ、観光振興と地域ブランドの向上につなげる考えだ。