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愛知県、訪日客の周遊促進へAIや相乗りタクシー

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愛知県は10月23日、中部国際空港(セントレア)を利用する訪日外国人旅行者の県内周遊を促進するため、AIを活用した観光案内やタクシーの相乗りサービスなど4件の実証事業を選定したと発表した。半田、西尾、蒲郡、常滑の4市をモデル地域とし、10月下旬から順次実証を始める。

中部国際空港を利用する外国人旅行者を県内の観光地に誘導するため、短時間で楽しめる観光体験の提供や情報発信、移動手段の確保などを課題に設定。6月に開いた事業者向けの提案募集イベントには20者が参加し、審査を経て4事業を選んだ。

アソビュー(東京都品川区)は、4市の観光体験を短時間で楽しめる商品として整備し、多言語対応の特設サイトで販売する。空港到着後や帰国前の空き時間を活用した観光需要の取り込みを目指す。

ikura(東京都港区)は、訪日客が日常的に利用するWhatsAppなどのコミュニケーションツール上で、AIが観光スポットや体験プログラムを提案し、予約から決済までを支援するサービスを実証する。

NearMe(東京都中央区)は、同じ方向へ移動する旅行者をAIでマッチングし、地域の既存タクシーを活用した相乗りサービスを提供する。公共交通機関だけでは移動しにくい観光地へのアクセス改善を図る。

Limot(広島市)とATグループ(名古屋市)は、多言語音声ガイドを備えた小型モビリティ「C⁺walk」を活用し、4市内の観光地を巡る新たな移動手段を提供する。

各事業は準備が整い次第、2027年2月まで実施し、同年3月に成果報告会を開く予定。愛知県は実証結果を踏まえ、訪日客の県内誘客と周遊促進につなげる。

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